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こんにちは、カラス好きの元図書館司書Cieloです。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回はカラス本の紹介になります。著:並木洋子さんの「カラス観察30年間の記録」です。

30年という膨大な年月をカラスの観察にあてた著者の記録になります。ただ形式的にちょっと面白いのは途中まで日記というか、エッセイ風に進んでいくことでしょうか。「〇月〇日、今日はカラスの~」といった形式で2000年の7月3日~12月15日までを日記orエッセイ風な記録を載せています。

やはりというか内容は専門的で、著者はカラスの「声でのコミュニケーション」に着眼点をおき、その解説をくまなく行っています。

~数の概念を理解しているカラス~
皆さんはカラスが数の概念を理解できるというのをご存知でしょうか?例えば鳴く回数によってカラス語の意味は変わってきます。カラスは「鳴く回数」という数を理解し、それをコミュニケーションに用いています。よその話になりますが、実験では平均して6までは数の概念を理解できたそうです。

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~著者の並々ならぬカラス研究への熱意~
著者は長い年月をカラスの観察、研究へと意識を注いできました。しかし、その間「他の学者や専門家の書いたカラスに関する本は手にしなかった」との事です。普通は何かしらの研究をする際は、その指針として先人の知恵を借りたくなると思うのですが、何故かというと「先入観が入ることを恐れた」からだそうです。

私はこの著者の言葉を見て「他の情報が入ることによりその事に着眼点が向き、本来得られたはずの情報が得られなくなってしまう。」といった職人気質的な研究家魂を感じました。そんな著者のこだわりの詰まったカラスの観察or研究本、是非ご一読してみては如何でしょうか。

それでは、今回はこのあたりで失礼します!

カラス観察30年間の記録


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