83f5c25d56166835c5d5931a243f2317_t

こんにちは、元図書館司書のCieloです。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今回は前回と同じく三間飛車本の紹介になります。著:大平武洋先生の「これだけで勝てる 石田流のコツ 」です。

本書は以下の章で構成されています
1章.石田流の三つのコツ
2章.石田流に組むまで
3章.対急戦編
4章.対左美濃・銀冠編
5章.対居飛車穴熊編
6章.覚えたい局面


前回の記事で紹介した「これだけで勝てる三間飛車のコツ」とほぼ似たような構成になっています。ただ内容は石田流ですので同じ三間飛車でも大分違いがあります。

~石田流についての本書の解説~
本書における石田流の理想図は下記の参考図になります。石田流では角交換に備えて銀を7九で保留する型等もありますが、こちらは対居飛車においての一般的な理想図と言えます。4六歩が気になる方がいるかもしれませんが、将来の角打ちに備えつつ、銀を引いて4枚美濃にする含みを持たせた味よし道夫な一手です


石田流本組~理想図~
~石田流は組めれば本望~
石田流はその優秀さゆえ、拒否してくる人が多い戦法です。本書でも解説をしていますが、石田流の構えを見せても早めに飛車先を決められてしまえば、石田流は諦めざるをえません。どうしても石田流に組みたいというこだわりの強い型には立石流や7七飛戦法ををおすすめしたいです。
↓参考図
立石流四間飛車、7七飛参考図

~本書の特徴~
本書の最大の特徴は、石田流を組む前と組んだ後の丁寧な解説。また6章にて「石田流を組む上での重要な局面」のみをチョイスして次の一手形式で解説してくれている事でしょうか。これから石田流を学ぼうと思っている方には非常にうれしいポイントではないかと思います。

また私自身うれしいポイントとしては対急戦編で棒金と右四間飛車の対策を解説してくれているところでしょうか。阿久津先生の書籍にて棒金には棒金で対抗という項目がありましたが、こちらは金ではなく純粋に一手一手で対応します。

金で対抗してしまうと美濃囲いが薄くなってしまうので私的にはこちらの対策の方が良いかなと思っています。また、石田流で右四間飛車対策をしているのはこの本以外見た事がないです。

そういう意味では石田流初心者だけでなく、ある程度定跡をかじった人でも十分に有益な本になるかと思います。

それでは、今回はこのあたりで失礼します!


これだけで勝てる 石田流のコツ (マイナビ将棋BOOKS) [ 大平 武洋 ]



~三間飛車関連記事~
・将棋の本紹介~これだけで勝てる三間飛車のコツ~
・将棋の本紹介~戸辺流なんでも三間飛車~
・将棋の本紹介~三間飛車新時代~
・将棋の本紹介~三間飛車藤井システム~

・TOPへ戻る



にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村