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こんにちは、カラス好きの元図書館司書のCieloです。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。

さて、今回紹介するのは著:藤倉勇樹先生の美濃囲いを極める77の手筋 になります。美濃囲いにおける受けの手筋のみを集めた専門書のような本書、棋書では初めてなのではないかと思います。

~振り飛車党の代表的な囲い「美濃囲い」の強み~
振り飛車党の方なら本美濃囲い、あるいは居飛車党の方でも左美濃囲いを指したことがあると思いますが、美濃囲いの強みはどういったところにあるでしょうか?

1.少ない手数でそれなりに固い

2.横からの攻めに対して強い

3.なにより美しい←?(゚∇゚ ;)エッ!?

(特に振り飛車党の方は美濃囲い大好きな人が多いのではないかと思います。)

ざっとこんなところでしょうか。駒が偏りすぎず、かつ手数も少なくて程々に固い。コスパ重視の囲いとしては、ほぼ完成形に近いのではないかと思います。
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~美濃囲いの弱点~
しかし・・・誰もが体験したであろう有名な美濃崩し、角と桂馬のコンビネーションと、弱点である端攻めをされて突破される、弱点の上部を桂香などの駒で集中砲火される等々。やはり、どの囲いにも弱点はあるので、美濃囲いもその例にもれません。

また比較的強い横からの攻めであったとしても、下段飛車の設置から角やと金で守りの要である金を狙われてしまえばひとたまりもありません

ですが、もしそういった弱点を的確についた攻め、あるいは手筋を用いた攻めに対し、こちらも守りの手筋を的確に運用できたらどうなるのでしょうか?・・・美濃囲いは鉄壁の要塞となります。本書はそんな様々な攻めパターンにおいての正確な受け方を、77個の例題で解説してくれます。
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~コロンブスの卵~

私がこの本を読んで思ったのは、「相手の攻めを素直に受けすぎていた」or「正しいと思っていた受け方がまったく違っていた」という事でした。テーマを美濃囲いによる受けだけに絞ってくれているので、受けに関しての専門知識がまったくなかった私にはコロンブスの卵のような大発見がありました

残念ながら本書では左美濃自体は扱っていないのですが、本美濃での手筋は左美濃にもそのまま応用できるものがほとんどなので、振り飛車党だけでなく居飛車党の方が読んでも良い勉強になるかと思います。(居飛車党の方には美濃囲いに対する攻め筋を知るための良書になるかもしれません)

こちらの本、読んだ後に棋力アップする事は間違いないと断言いたします。

それでは、今回はこのあたりで失礼します!


美濃囲いを極める77の手筋 (マイナビ将棋BOOKS) [ 藤倉勇樹 ]



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