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おはようございます、カラス好きの元図書館司書Cieloです。本日もブログをご覧いただきありがとうございます。

さて、今回はカラス関係の書籍を紹介したいと思いますが、こちらはカラスの巣を著者自身が体を張って撮影した異端の写真集となっております。著:宮崎学さんのカラスのお宅拝見! です。

~世界初のカラスの巣写真集?~

こちらの写真集ではカラスの巣の写真をドアップで撮影しております。普段は遠くから眺めることしかできないカラスの巣をこんなにも間近で見れるのはこの写真集だけなのではないでしょうか?

巣はハシブトガラス、ハシボソガラス両者の巣を見ることができます。また、卵が入っている巣、子供がいる巣、すでに放棄されてしまった巣などいろいろなパターンの巣の写真がありますが、面白いのは作るカラスの性格がありありと巣に反映されるところでしょうか。

几帳面なカラスはそれはそれは卵の向きをシンメトリーにしたり、巣の素材にこだわったりもはや職人芸の域に達しているのですが、ずぼらなカラスは巣も手抜き工事のような感じで適当に作っているのがわかってしまうところが面白く、新しい発見でした。

また画期的な点として、巣に消毒作用のある葉っぱを敷き詰めているカラスもおり、巣を清潔に保っている潔癖症カラスもいるみたいですね。そのあたりがやはり賢い。
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~カラスの巣と日本社会~

また、カラスの巣を見ることによって周辺の環境がわかるだけでなく、日本社会も見えてくると著者は言います。以前はカラスは人里に巣を作るという事はなく、山の中など人目につきにくい場所に作っていました。

しかし、現代になるにつれてカラスは人里に堂々と巣を作るようになりました。それは何故か?というと、「人間の自然への無関心化」をカラスがよく観察しており、その結果だと解きます。さすがにこれ以上書いてしまうとネタバレがすぎるのでこのあたりで止めますが、気になる方は是非ご一読してみてください。

カラスのお宅拝見! / 宮崎学(写真家) 【本】



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