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こんにちは、元図書館司書のCieloです。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は振り飛車の花形戦法である石田流を紹介している書籍、知られざる振り飛車の秘法 真・石田伝説 を紹介していきたいと思います。

~振り飛車の理想系、石田流~
石田流は振り飛車の理想形といわれるだけあって、美濃囲いくらい美しさを感じる方も多いのではないかと思います。飛車、角、左桂を十分に活用でき、相振りでも対居飛車でも十分に通用する素晴らしい形です。特に左桂を無理なく使える点が振り飛車党にとっても人気の高い理由の一つかと思います。

かの大山康晴十五世名人も「振り飛車は左桂をさばけ」とおっしゃっていたくらいですので、やはり振り飛車において、左桂の活用ができるかできないかは大きなポイントなのです。

本書はそんな石田流の凄く細かい変化をこれでもか!というくらいに載せてくれています。端歩の付き合いの有無で生じる仕掛け、相手が飛先を伸ばしている時に使える仕掛け、石田流の定番と扱っている仕掛け等々・・・内容の濃さも素晴らしい。

1.升田式石田流
2.立石式石田流
3.楠本式石田流
4.中飛車型石田流
5.急戦石田流
6.21世紀の升田式


と、石田流の総まとめといっても過言ではないほどのボリュームであります。本書は石田流を扱う振り飛車党の方々にはバイブルになりえる存在なのではないかと思います。

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~石田流を使って勝てないと嘆きの方へ~
石田流本組みにせっかく組めたのは良いものの、相手に完全に押さえ込まれてしまいなかなか勝てないという方もいらっしゃるかもしれません。ここで石田流を指す上での簡単なポイントを2つほど紹介したいと思います。

・7七桂型に拘らない
たまに相手が石田流側の飛車を圧迫するような指し方を見せている中で、「とりあえず形だから」という事で石田流本組に組まれている方をよく見ます。(対抗系なら棒金、相振りなら右矢倉からの圧迫など)。しかし、そういう場合には「可能なら浮き飛車にしない」「7七角型にする」「棒金には金で対抗」など様々なパターンがありますが、局面によって駒組みを柔軟に変えていきましょう。

・囲いすぎない
よくあるのが、「相手が居飛車穴熊に組んできたので、自分も振り飛車穴熊にしよう(or銀冠)」と囲い合いをする事ですが、石田流にはバランス重視の囲いの方が相性が良いので、むしろ本美濃囲いが最終系といっても過言ではないです。石田流の攻撃体制を整えた後は手早く堅い本美囲いに入城し、あとは相手の駒組の隙をついて仕掛ける方向で行った方が確実に勝率が上がります。ちなみに石田流に対しての居飛車穴熊は、石田流側から仕掛けの権利がありますので石田流側が指しやすいです。

それでは今回はこのあたりで失礼します!


知られざる振り飛車の秘法 真・石田伝説 [ 週刊将棋 ]


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