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こんにちは。カラス好きな元図書館司書のCieloです。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。

さて、今回は古くからある将棋の戦法の一つ、「鳥刺し」を解説している書籍をいくつか紹介したいと思います。昔からある戦法の割には書籍があまり出回っていないので、情報の載っている本は貴重です。

1.著:島朗「島ノート」
最初に紹介するのは、若き頃の羽生さん、森内さん、佐藤康光さんと一緒に研究会を行っていたことで知られる島朗先生の著作、島ノート 振り飛車編です。

こちらは名前こそ振り飛車偏となっていますが、後半には居飛車の個性的な戦法として鳥刺しやかまいたちなどが紹介されています。またこの本自体は以前から名著として名高く、知る人ぞ知る非常に人気のある本となっています。ただ人気がありすぎたせいか、今では入手が難しくなっています。


2.著:神谷広志 「今日からすぐ勝てる 奇襲虎の巻
こちらはたくさんの奇襲戦法を紹介しつつ、その中の一つとして鳥刺しを解説しています。また、鳥刺しを2パターンに分けて解説しており、昔からある4八銀、5八金と自陣に手を入れてから仕掛ける従来の鳥刺しと、右銀すら上がらずに速攻をしかける新鳥刺しがあります。

ちなみに本書では新鳥刺しを「相手が振り飛車だと決め打ちしているので、途中で居飛車にされたら作戦負けする可能性がある」としていますが、嬉野流の出だしならこちらの新鳥刺しを安全に行うことができます。



3.著:神谷広志 「禁断のオッサン流振り飛車破り
こちらも神谷先生の本になります。形としては2.の奇襲虎の巻でも扱った「鳥刺し」と「新鳥刺し」を扱っていますが、内容はこちらの方が濃いです

奇襲虎の巻の方では18ページほどの解説になりますが、本書ではなんと47ページも鳥刺しの解説をしていますので、その分他の本よりも紹介している変化が多くなっています。鳥刺しを作戦に入れてみたい居飛車党の方は必見だと思います。


以上、上記の3点を紹介させていただきました!


島ノート 振り飛車編



今日からすぐ勝てる 奇襲虎の巻 (マイナビ将棋文庫) [ 神谷 広志 ]



禁断のオッサン流振り飛車破り (マイナビ将棋BOOKS) [ 神谷広志 ]



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2019/3/1追記
鳥刺しの解説本ですが、嬉野流の本「奇襲研究所(嬉野流編)」の対三間飛車の項目にて、7八玉型嬉野流=純正鳥刺しの解説が載っています。また、この項目の良いところは対三間飛車である事

鳥刺しは本来四間飛車用の作戦であるため、どの解説本も対四間飛車しか載っていないのです。そういった意味でも非常に貴重な本であると言えるかと思います。

また、本書にて対中飛車や対四間飛車、向かい飛車は居玉斜め棒銀で攻略する手順の解説が載っています。興味のある方は是非ご一読あれ



奇襲研究所(嬉野流編) (マイナビ将棋BOOKS) [ 天野貴元 ]