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おはようございます、元図書館司書のCieloです。本日はブログをご覧いただき、ありがとうございます。

さて、今回は「大学図書館で働く」ということをテーマに記事を書いていきたいと思います。

~大学図書館で働くには?~

実は大学図書館で働くだけなら特別な資格は必要ありません。もちろん司書資格を取っている事が前提の現場もありますし、司書資格を持っていることによって任せてもらえる作業が多くなることは事実です。しかし、大学図書館で働くだけなら必要ないのです。

~司書資格について~
というのも、実は司書資格というのは厳密には公共図書館向けの資格になるので、大学図書館で司書資格を取った際の勉強が役に立つのかというと、一部の業務を除いてはあまり必要が無いのです。

例えば簡単な例をだしますと、司書資格を取る際はある程度NDC(日本十進分類法)を熟知している必要がありますが、カウンター業務ではデータ登録してある図書をOPACと呼ばれるもので探すだけなので、NDCの知識は不要になります。

もちろん質の高いレファレンスを実現するにはある程度学んでいた方が得ではあるのですが、全てを抑える必要はありません。

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~IAALという資格について~

認知度は低いのですが、IAALという資格があります。正式名称は「大学図書館業務実務能力認定試験」というまさに実務に関する知識を問われる資格になります。肝心の内容ですが、正直非常に難しい。

大学図書館での表向きの業務を閲覧、裏方を整理と言われていますが、このIAALではその双方の知識を問われることになります。閲覧に関しては1~2年仕事をしていればある程度身についている内容だと思うのですが、整理は違います。

整理自体も非常に専門性が高い仕事なので、図書館の整理に従事している人でもある程度勉強をしなければ取れないくらいには難しい。そちらに従事していない人はもちろん1から勉強しなくてはいけないので、さらに難易度が跳ね上がります。

という事で以上をまとめると

1.働くだけなら司書資格は必要ない(無論あるほうが有利にはなる)
2.実務的にはIAALといった資格の方が役に立つ


といった感じになります。
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最後に、必要とされる能力ですが、やはりコミュニケーション能力に尽きると思います。利用者との触れ合いが多くある図書館ではコミュニケーション能力は必須です。一見地味に見える司書の仕事も、フタをあけるとほとんどサービス業みたいなものです(自分も最初は想像と全然違っていたので驚きましたw)。

例え仕事の知識があまり無かったとしても、多少不器用だとしても、コミュニケーション能力があれば大体カバーできます。それほどコミュニケーション能力は大事だと感じました。

図書館で働く際に一番重要なのはコミュニケーション能力と、基本的な報連相を徹底すること。

以上、大学図書館で働くことについての雑記でした。


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