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こんばんは。カラス好きの元図書館司書、Cieloです。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。

さて、今回は著:杉本昌隆さんの必修!相振り戦の絶対手筋105 について紹介していきたいと思います。

藤井聡太七段の師匠
杉本先生は、最近怒涛の勢いで昇段して話題になっている藤井聡太七段の師匠になります。

相振り本は最近のなってようやくたくさん出てきてくれたという印象ですが、本書はその中でもすごく読みやすく、かつ実戦で使える手筋や戦型のポイントなどが盛りだくさんです。攻めだけでなく、囲いでの守りの手筋も入っているのが嬉しいですね。

最初は例題から始まり、後半には前半の内容の総復習といった感じの次の一手集があります。

個人的なお気に入りポイントは、本書は相振りの級位者から有段者であっても為になる情報が満載であるという所でしょうか。あと何より読みやすいです(ここが何気に重要だと思います)。

~わかりやすい杉本先生の著書~
たくさんの将棋の本を読みましたが、杉本先生の本はその中でも非常に読みやすいと感じます。私はアマ二段ほどですが、この本で学んだ手筋が実戦で役立ったのは数え切れないほどあります。(特に向かい飛車、三間飛車での攻めの手筋と囲いでの守りの手筋)それくらい良い局面をチョイスしてくださっています。

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~相振りを避けていた大山康晴十五世名人~

振り飛車党の方で、相振りを避けて慣れない居飛車をやったりする方は結構多いと思います。有名な人だと、かの振り飛車党の巨匠、大山康晴十五世名人は意地でも相振りにはしませんでした。

棋譜を見ても、「え、ここまで振り飛車っぽい態度決めたのに居飛車にするのかw」と思わず驚くくらいの相振り拒否っぷりです。先生の場合は苦手というより何かこだわりがあったのかもしれませんが・・・

アマチュアの方で相振りを避ける理由として、

1.定跡が対向型よりも整備されていないので、やりにくい
2.どうしても力戦模様になってしまう
3.振り飛車党としてのプライドがあるので、同じ振り飛車で負けるのは悔しい(←昔の自分の考えです;)
4.攻め方がわからない(←慣れてない人あるあるだと思います)

などあるかと思いますが、相振りは慣れたらとても面白い戦型になります。避けるのはもったいないです。

~相振り飛車の面白さ~
対抗系の横の戦いとは違い縦の戦いではありますが、相居飛車とも違った感覚が必要なこの相振り。少しでも相手が隙を見せたら振り飛車らしいさばきで一気に技を決めることもできるので、序盤はその技を互いに警戒した囲いあい。

後半は手筋を使って徐々に相手の囲いを攻略していきますが、下手をすると駒を渡したことによって生じる手筋で自陣が崩壊する可能性もあるのでそこにも気を使う。


こう書くと非常に厄介に思えるかもしれませんが、個人的に相振りというのは、振り飛車の豪快な捌きと繊細な手筋、技を十分に発揮できる面白い戦型だと考えています。その基礎、骨子の部分はこちらの本が作ってくれると思います。


必修!相振り戦の絶対手筋105 (マイナビ将棋BOOKS) [ 杉本昌隆 ]


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